コドモの手がひっぱれない。

わたしの妹は
脱臼癖があった。

腕をひっぱると、ぬけて、
だっらーーーんと.
千代の富士みたいに。（←古い？）

だから
夫が、まるの手を持って
ぶんぶん振り回していたりすると、

「ぎゃああああ。
やめて。やめてええええ。
腕がぬけるうううう！！」と
絶叫してしまう。

夫は毎回、キョトンとしてる。

そうなのだ。
ぬけないのだ。ふつう。

久々に実家に帰った。
まると遊んでた父が、

「自分の子が脱臼癖あったから、
怖くて、
まるの腕をつかめない。」
と笑ってた。

そうなのだ。
うちは、一族で
コドモの手をひっぱれない。
笑。

泥付き野菜。

まるが
「菜っ葉とり」にいってきた。

世田谷区の畑があって、
依頼されたおじさんたちが
菜っ葉とか、さつまいもを作ってくれてる。

区内の
ホイクエンとか、幼稚園は
堀りにいかせてもらうのだ！

で。
夕方お迎えにいくと、
巨大ビニール袋に一抱えもある
泥付き
菜っ葉が
おみやげに渡される。

げっそり。

いや。
ほんと、ありがたやなんだ。
ありがたや。
感謝しなきゃいけない。貴重な体験。

だけどさーーーー。
WEEKDAYに、
会社から帰ってきて
このあと、山のような家事がまってやがる。
そのうえ、
この泥野菜をどーしろと・・・。泣。

他のママも
小声で悪態ついてた。
「・・・泥付きいらない。」

しかたなく。
そのまま
玄関に放置。

数日後、
こっそり。
ごみに。

ごみん！！
ゆるせまる！！

まるとエビシューマイづくり。

まると
エビシューマイづくり。

まるは、
わたしの説明
そっちのけで、
オリジナルシューマイの
開発にいそしんでいた。



お星様、とか、
凧、とか
いちおう、カタチ考えて
つくってるらしい・・・。



せっかくなので
まるに包丁を買ってあげた。
正広というメーカーの幼児用包丁。
ラブリーなのに
おそろしい切れ味！！

こーたろくんとおなじパンツ。

このところ、まるは
クラスの
こーたろくんLOVE
なのである。

まるが、
うれし、はずかしそうに、
「ママ。まるのパンツ、
こーたろくんと一緒なの。」
と教えてくれた。

大好きな男の子と
パンツ同じって。
まる。

ちみの履いてるトーマスのパンツは
ボクサーブリーフっていうんだよ・・・。

（まるの愛するトーマスのパンツは
男物しかないので、穴を縫って使用中。）

新しい仮面ライダーとシンケンジャー。

↑ががががーーん。

これって、まるっきり
ちびまるこちゃんの顔にたて線、ってやつじゃ？

新しく始まった
仮面ライダーディケイド。

つねに顔に縦線
はいってる。

まるが大好きゴーオンジャーの
後に始まる番組。
侍戦隊・シンケンジャー。



こっちも、
すごすぎじゃ・・・。

侍戦隊って・・・。いったい・・・。

こんなデザインの関連グッズ
買わされる
親の身にもなってくれい！！

なんか、今年は
着いていけそうにないかも・・・。

うんちっち。

まるが
１日に３回もうんこした。

そのうち２回は
カフェで食事中・・・。
もはや、
ごはん食べに来たんだか、
うんこ替えに来たんだか、
わかんなかった。

しかし
１日３回は反則だろう！！

ひさびさに
育児日記
読み直してたら、
まる生まれた次の日、１日に６回もうんこしてた。

あー。
神様。
わたしはゼイタクでした。

だけど。
２１世紀にもなって
なんで
コドモのうんこ替えマシーンくらい開発されないのか？
自動肛門洗い機（←ウォシュレットのことです）
まであるってのに。
ちぇっ。

わたしはうんこ替えがきらいです。
だいきらい。

ホイクエンのセンセイ片っ端から
「よく、人の子のうんちなんか、替えれますね？？
臭くないの？いやじゃないの？？」と言ったら
「へっ？？
考えたこともなかったです。」て全員に言われた。

あああ。
神様。
わたしは
まだまだ修行が足りません。

げんきの素。

いろいろあって
凹んでた。

まるが、布団の中で
「ママ、元気ないね。
お水のんで、元気だそうね。」とわたしを抱き寄せてくれた。

「元気でた？」ときくので
「・・・水じゃ、ゲンキは、でないねえ。」といったら

「じゃあ！まるの元気を貸してあげるよ！
ちょっとだけだけど。」

といって、自分の胸のあたりから、
ぐあしっ、と、
ゲンキを掴み取るしぐさをして、
それを、わたしの肩に
とんとん、とくっつけて、

「はい！！ママに、元気入れたよ。
これで、元気になったね！？」と
また
ちっちゃな手で
抱きしめてくれた。


ぐおおおおおおお。

やばし。
涙でそうだった。

乳幼児介護。

月曜日から木曜日まで
乳幼児介護で
自宅軟禁。

まるは
寝ながらも
ひたすら抱っこを要求。

あー。やっと寝たー。と、布団に降ろすと、
「ひいいいいい。
おろすなあ。おろすなあ。
おろすと死ぬーーーー」
ってかんじで
号泣。

背中に
超高感度センサーついてやがるな。

抱っこしすぎで
尻が
座布団みたいに
なっちったよ。

唯一の支えは
夜中ご帰宅の夫の
アルコールの差し入れ。

「じゃじゃーん。
これだけあれば、あした、乗り切れるでしょ！！」

と
ビールとおつまみを
渡されるのだ。

ありがたや・・・。

おまけに
至近距離で
げっほげっほ
まるのウイルス
もらいたい放題。

喉いたい・・・。

世の中の
ハハは
みんなエライのう。

１日１００万円くらい
もらわないと割に合わないぜい。

まる料理に目覚める！

まる２歳が
料理に目覚めた！！


（↑ギョーザつくってる。笑。）

わたしがキッチンに立つと
「まるは？
まるはなにやればいい？？」と
叫びながら
走ってくる。

ダイニングから
重い大人用のイスを
踏み台代わりに
ずりずり
引きずってくるのだ・・・。

年末までは、
わたしがキッチンに行くだけで
泣いて怒って
抱っこ！抱っこ！攻撃で
料理にならんかった。

おんぶ紐で
１４キロのおんぶお化けを
背負って
死にそうになりながら
料理してたのに・・・。

この変わりようだ！！

ご成長！！！


（↑まるがてきとーにつくったギョーザをわたしが手直しした）


隣の二子玉川駅に、
キッズ専門の料理スタジオがある。

ガラス越しに
ちびどもが
コック服着て
いっちょまえに料理してるのがみえる。

毎回、
通るたびに
「けええっ。
じぶんで教えちゃるわい！！」
と地団太踏むのである。

がんばるぜい！！

まる劇場。

↑ゴーオンジャーの本を愛読中のゴーオンレッド

まじで、
めんどくさすぎて、とほほの極地で、
死にそう。

てのは。

強制的に
「まる劇団」の劇団員に
させられてること。
・・・。

団長はまる。

連日連夜エンドレス。
布団に入って電気消したあとも、
小芝居はつづく。

いま、主に演じてる題目は、

「悪者が掘った穴に落っこちた
ゴーオンシルバーを
まると、ゴーオンレッドが
ハシゴをもって救出し、
悪者と戦う」

っての。

劇団員のわたしは
ゴーオンシルバーとゴーオンレッド
２役。

声色も、使い分けないと、
まる団長から
厳しく叱責される。

セリフ指導もあり。

ホイクエンに着いても、
買い物中も、
ずーーーーーーーっと、
ずーーーーーーーーっと
つづくんでやんの。

同じストーリー、
同じ場面を
延々。
延々。

ほんと、途中で
気絶しそうになる。

子育ては修行！！
修行でござるよ！！！
忍！忍！！

目の前に
ホイクエンのセンセイが立ってるのに
「銀色おねいちゃん（←ゴーオンシルバーのこと）！！
ここがホイクエンのホールだよ！！
いっしょにあそぼう！！」

って。
センセイ大笑いしてるよ。


兄弟いれば、
２人で劇団組めるんだろうな。
うち、１人だからな。

まる劇場
いつまでつづくんだろうな・・・。